入れ歯

入れ歯と
インプラントの違い

入れ歯

患者様にとっての入れ歯の魅力

比較的安価に、失った歯の機能を取り戻すことができます。慣れてしまえば、食事の際に不自由を感じることは少なくなります。

歯が抜けたままだと息がもれてしまい、うまく発音できないため、聞き返されることが不安になり人との会話に抵抗感を生じることがあります。ぴったりとした入れ歯であれば、そのようなことも問題ないので安心できると思います。

メンテナンスの違いについて

入れ歯のお手入れは、取り外して行いますが、丁寧にブラシで洗っていただいた後、歯石除去や除菌効果のある洗浄剤につけてきれいに保つことができます。お手入れの際に、落としてしまい壊れることがあるため、洗浄時にはいくつかの注意があります。

洗面所で洗う場合は水を張り、片手でしっかりと入れ歯を握り、もう片方の手で義歯用ブラシを使用して磨いてください。落とした時に硬い洗面器で入れ歯を割ってしまわないように水を張ります。

固定されたインプラントの場合は、外すことができませんので、他の歯と同じように磨いてください。

ただし、インプラントの根元部分はタフトブラシ(先のとがったブラシ)などを用いて極力汚れが残らないように注意してください。

当院の入れ歯治療の特徴

当院の入れ歯治療の特徴

あなたに合った入れ歯をご提案

一言で入れ歯といっても実は多種多様な入れ歯があります。一部だけ入れ歯にする「部分入れ歯」全ての歯に対しての「総入れ歯」それぞれに対してメリット・デメリットがあります。ひまわりではそれらをしっかりとご説明させていただき、あなたに合った入れ歯をご提案いたします。

食事は毎日します。入れ歯はずっと使っていくものですから快適なものにしたいですよね。入れ歯についての疑問やお悩みごとなどなんでもお問い合わせください。

入れ歯の種類

総入れ歯

総入れ歯

総入れ歯とは

残念ながらすべてのご自身の歯がなくなった状態で使用する入れ歯になります。下顎の場合は、舌をよけた馬蹄形の形になり、歯のあった骨の部分の高さがないと非常に不安定になります。上顎の場合は、全体を覆うように作製し、唾液によって上顎に吸盤のように引っ付きます。

歯科医院で外れてこないように調整しても、期間が経過すると緩んでくることがあります。一時的に義歯安定剤を用いて使用することは可能ですが、適合が悪くなったら早めに受診していただき合わせなおします。

部分入れ歯

部分入れ歯

部分入れ歯とは

一部の歯が抜けてしまっている場合に使用する義歯です。残っている歯に、クラスプといわれるひっかけを用いて安定させます。失った歯の部分を広範囲に補うことができますが、残っている歯とのすき間などから内面に食べ物が入ることもあり、しっかりと調整しておく必要があります。

また、食後には外していただき、丁寧な洗浄を行わなければ、隣の歯に虫歯ができる原因にもなります。

部分入れ歯に最適なケース

歯を失った範囲が大きく、残っている歯が少ない・ブリッジでは適応できない場合で選択していただくことが多いです。ブリッジでの治療が困難な場合は、部分入れ歯かインプラントでの治療となるため、インプラント治療を求めなければ、部分入れ歯しか方法がありません。

針金が目立たないような保険外の部分入れ歯もありますので、事前にしっかりと説明させていただきます。

入れ歯の材質

保険診療の場合

レジン床

入れ歯は、人工歯といわれる歯の部分と、床といわれる歯肉の部分に分かれます。レジン床の義歯の素材は、歯肉と同じような色をした樹脂(レジン)です。

安価で作製することができ調整したり、修理したりするのも比較的容易です。しっかりと手入れを行わないと吸水性があるため、口臭やぬめり、着色してしまうなど注意が必要です。

自費診療の場合

金属床

金属床

当院では、チタン金属床を用いております。レジン床はプラスチックなので、金属よりも軽いイメージがあるかもしれませんが、金属に比べて弱いため、その分厚みが必要です。よってその分重くなります。

その点、チタンはチタンそのものが軽く、レジンに比べ薄くできるため、装着時の軽さはレジン床の比べ物にならないくらいです。とても快適であると好評です。

カウンセリング

どのような目的でそのような義歯を希望されるか確認します。

カウンセリング
検査

顎の骨の状態、残っている歯の状態を検査します。

検査
型取り・計測

実際のお口の形を採取し、義歯の最適な形で作製するため、粘膜のくぼみや歯の形を確認します。

型取り
試適

完成前の仮合わせです。問題があれば修正します。

試適
調整

完成装着時にしっかりと調整が必要です。

調整
治療終了・メンテナンス

期間が経過するとどうしても針金や入れ歯そのものも緩んできますので調整が必要になります。

治療終了・メンテナンス